築20〜40年の京都・滋賀の家で“本当に直すべき場所”の見極め方― デザインファーストが伝える、後悔しない改修の優先順位 ―

築20〜40年。この年代の住宅は、見た目はまだしっかりしていても、
内部では確実に劣化が進み始める“住まいの転換期”に入ります。
京都・滋賀ではこの年代の住宅が非常に多く、「どこから直すべきか」「建て替えとリノベのどちらが良いか」といった相談が増えています。
しかし実際の現場では、“本当に直すべき場所”と“後回しで良い場所”の判断が曖昧なまま、部分的な修繕を繰り返してしまうケースが少なくありません。
結果として、費用が膨らんだり、暮らしの不満が解消されなかったりと、後悔につながることもあります。
この記事では、京都・滋賀の建物特性を熟知した建築士の視点から、
築20〜40年の家で優先的に確認すべきポイントと、改修の判断基準をわかりやすく整理してお伝えします。
- 1. 最優先で確認すべき「構造」と「雨漏り」
- 2. 次に確認すべき「水まわり」と「配管」
- 3. 京都・滋賀ならではの劣化ポイント
- 4. 直すべき場所と後回しで良い場所
- 5. デザインファーストによる劣化診断でわかること
- 6. 建て替えかリノベか迷ったときの判断軸
- 7. まとめ:築20〜40年の家は“内部の劣化”が鍵
1. 最優先で確認すべき「構造」と「雨漏り」

築20〜40年の住宅で最も重要なのは、家の寿命に直結する部分の劣化です。
特に京都・滋賀は湿気が多く、木造住宅の劣化が進みやすい地域。
まずは次の2点を最優先で確認する必要があります。
● 雨漏り・屋根の劣化
雨漏りは、家の寿命を縮める最大の要因です。
天井にシミがなくても、屋根材の下にある防水シート(ルーフィング)が劣化しているケースは多く、
「気づかない雨漏り」が内部で進行していることがあります。
- ・瓦のズレ・割れ
- ・板金の浮き
- ・ルーフィングの劣化
- ・軒先の腐朽
これらを放置すると、柱・梁の腐朽 → シロアリ → 断熱材の劣化へと連鎖し、修繕費が一気に跳ね上がります。
● 構造のゆがみ・基礎のひび割れ
京都市内の古い地盤や、滋賀の粘土質エリアでは不同沈下が起きやすく、
築30年前後の住宅で次のような症状が増えてきます。
- ・扉の開閉不良
- ・床の傾き
- ・基礎のクラック
- ・外壁の浮き
これらは構造のゆがみのサインであり、早期に対処することで大規模な補修を避けられます。
2. 次に確認すべき「水まわり」と「配管」

築20〜40年で最もトラブルが多いのが水まわり。
特に配管は、見えない場所で劣化が進むため注意が必要です。
● 配管の寿命は20〜30年
古い住宅では、鉄管や古い塩ビ管が使われていることが多く、次のような症状が現れます。
- ・赤水が出る
- ・水圧が弱い
- ・床下での漏水
床下での漏水は気づきにくく、土台の腐朽やシロアリ被害につながるため、早めの点検が必要です。
● 設備よりも「下地の劣化」が重要
キッチンや浴室の設備は交換すれば新しくなりますが、
壁の中や床下の湿気・腐朽が進んでいる場合、設備交換だけでは根本解決になりません。
3. 京都・滋賀ならではの劣化ポイント

京都・滋賀は気候・地形・街並みの特性から、劣化の進み方に特徴があります。
● 京都の特徴
- ・北側の結露
- ・床下の湿気
- ・町家の土壁の劣化
- ・狭小地での風通し不足
特に京都市内は風通しが悪い敷地が多く、湿気がこもりやすいため、
床下の腐朽やシロアリ被害が進みやすい傾向があります。
● 滋賀の特徴
- ・湖西:湿気・強風
- ・湖東:夏の高温・冬の底冷え
外壁・屋根・断熱材の劣化が進みやすく、
断熱性能の不足による結露も多く見られます。
4. 直すべき場所と後回しで良い場所

● すぐ直すべき場所(優先度:高)
- ・雨漏り
- ・構造のゆがみ
- ・基礎の大きなクラック
- ・給排水管の劣化
- ・シロアリ被害
- ・外壁の大きな浮き・割れ
これらは放置すると修繕費が倍以上に膨らむ可能性があります。
● 後回しにしても良い場所(優先度:中〜低)
- ・内装(クロス・床材)
- ・建具の交換
- ・設備のグレードアップ
- ・外構・庭まわり
見た目の改善は後回しでも問題ありません。
まずは“家の寿命を縮める部分”から手をつけることが重要です。
5. による劣化診断でわかること
Design1st.では、築20〜40年の住宅で次の点を重点的に確認します。
- ・屋根・外壁の劣化状況
- ・雨漏りの有無
- ・基礎の状態
- ・床下の湿気・腐朽
- ・シロアリ被害
- ・給排水管の劣化
- ・断熱性能の不足
- ・換気計画の問題
- ・間取り変更の可否(構造的な制約)
診断後は、
「今すぐ直すべき場所」「5年以内に検討すべき場所」「将来的に改善すれば良い場所」
の3段階で整理し、無駄のない改修計画をご提案します。
6. 建て替えかリノベか迷ったときの判断軸

築30〜40年になると、建て替えとリノベーションの費用差が縮まることがあります。
判断のポイントは次の3つです。
- ・構造がどれだけ健全か
- ・間取り変更の自由度があるか
- ・将来の暮らし方に合うか
建て替えが適切な場合もあれば、構造がしっかりしていればリノベの方が合理的なケースもあります。
7. まとめ:築20〜40年の家は“内部の劣化”が鍵

築20〜40年の住宅は、“見た目より内部の劣化が進んでいる”という前提で考えることが大切です。
特に京都・滋賀は湿気・寒暖差・地盤などの地域特性が影響し、劣化の進み方に偏りが出やすい地域です。
だからこそ、
デザインファーストによる劣化診断 → 優先順位の整理 → 計画的な改修
という流れが、後悔しない住まいづくりにつながります。
「うちの家は何から直すべき?」と迷われている方は、ぜひ一度ご相談ください。
建物の状態と、これからの暮らしのイメージを丁寧に伺いながら、
最適な方向性を一緒に整理していきます。
資料請求頂いたお客様に過去施工例の一部をまとめた冊子をお送りさせて頂きます、ご希望の方は下記まで!
資料請求・お問い合わせ https://design-1st.jp/toiawase2/
家の無料相談・プランも受付しております、建替えすればどんな家が出来る?費用はいくらくらいかかるのか?どんなご相談でもかまいません、お気軽にお問合せ下さい。
相談日程を早く決めたい方 https://design-1st.jp/course/
TEL 0120-035-356 お気軽にお問い合わせください!
■ 京都の暮らしを守る外構計画|安心・安全・プライバシーを両立
京都の住宅地では、通りからの視線や隣家との距離が近いケースも多く、外構計画が暮らしの質を大きく左右します。敷地境界には高さをしっかり確保した塀や植栽を組み合わせ、プライバシーと防犯性を両立。アプローチには電動ゲートを採用し、日常の出入りをスムーズかつ安全に。京都の街並みに馴染みながら、住まい手の安心を守る外構をご提案します。
■ 来客にも対応できる駐車計画|京都の敷地条件を活かしたレイアウト
京都では道路幅や敷地形状が複雑なケースも多く、駐車計画は注文住宅の重要なポイントです。外部駐車スペースを複数台確保しつつ、建物内にはビルトインガレージを設けることで、雨の日でも快適に乗り降りが可能。来客時の使い分けや、将来の車台数の変化にも柔軟に対応できるレイアウトをご提案します。
■ 京都の光と風を取り込むLDK|開放感と落ち着きを両立した大空間
京都の四季を感じられるよう、南面採光や庭とのつながりを意識したLDKを計画しています。大開口サッシや天井高の工夫により、広がりのある空間を実現。キッチンにはデザイン性と機能性を兼ね備えたハイエンドモデルを採用し、料理を楽しむ時間が暮らしの中心になるよう設計しています。
■ 自然素材が映える京都の住まい|石・木・土の質感を活かした内装
京都の落ち着いた街並みに調和するよう、内装には天然石や木質材などの自然素材をふんだんに使用しています。素材の持つ深みや陰影が、四季の移ろいとともに表情を変え、長く住むほど愛着が増す空間に。和の趣を感じさせつつ、現代的なデザインと調和する上質なインテリアをご提案します。
■ 京都ならではの屋外空間|坪庭・テラス・屋上など多彩な提案
京都の住宅は敷地の形状や周囲の建物により、屋外空間の使い方が大きく変わります。リビングとフラットにつながるテラス、視線を遮りつつ光を取り込む坪庭、眺望を楽しむ屋上テラスなど、敷地のポテンシャルを最大限に活かした外部空間をご提案。日常に“京都らしい静けさ”を取り込む設計が可能です。
■ 書斎・セカンドリビング・ミニキッチンなど|京都の暮らしに寄り添う多機能空間
在宅ワークや趣味の時間を大切にする方が増える中、個室に書斎やミニキッチン、シャワールームを備えるプランも人気です。京都の気候に合わせた通風計画や断熱性能を確保しつつ、ひとつの部屋で完結する“自分だけの空間”を実現。家族との距離感を保ちながら、心地よく暮らせる住まいをご提案します。
■ 外観・内装・間取りはすべてフルオーダー|京都の土地に合わせた設計
本プランは一例です。京都の敷地条件(間口の狭さ・高低差・道路幅・景観条例など)を踏まえ、外観デザインから内装、設備、動線計画までフルオーダーで対応可能。モダン・和モダン・町家風・ミニマルなど、幅広いテイストに合わせて、土地の魅力を最大限に引き出す住まいをおつくりします。
■ お問い合わせ・ご相談はお気軽に
「京都らしい落ち着きのある住まいを建てたい」「敷地条件を活かした注文住宅を相談したい」「景観に馴染むデザインを提案してほしい」——そんな想いをお持ちの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。現地調査や建築プランのご相談、資料のご請求も随時承っております。
京都という特別な土地で、日常を豊かにする“世界にひとつの住まい”を、ぜひご一緒につくりあげていきませんか。